レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その16(VMWare Player編その15)
2009-01-04


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上画面:Windows 3.1 on VMware Player 1.0.9

(9)ゲストOSインストール Windows3.1

とりあえず WFW3.11 は動いたので、お次は Windows3.1(日本版)を動かしましょう。

MS-DOS6.2/V の仮想マシンに Windows3.1 をインストールします。

Windows3.1のインストールディスクは、15年前に購入した、富士通 Deskpower Windows3.1モデル(Windows95無料アップグレード権付)のシステムCD-ROM を使います。このCD-ROM の D:\Windows\setup.exe(DOS で CD-ROMをD:ドライブに設定) を起動して、あとは指示の従ってインストール作業を淡々と進めていくだけです。

不思議なのは、入力画面でアルファベットが入力出来ないことです。何故か、半角・全角ともカナ入力しか出来ないのです。DOSのIMEがあろうが無かろうが関係ないようです。これは非常に困ったことで、デバイスドライバー等のインストールの際、ドライブレターやフォルダの指定が出来ないという笑えない状況に陥ってしまいます。こりゃ、どうしようもないかな・・・

サウンド・ドライバの設定は、WFW3.11同様(?)うまくいきませんでした。OS付属のドライバ(Ad Lib, SB1.0 , SB1.5)では音は鳴りませんでした。ただ、今回使ったCD-ROMに富士通が独自にカスタマイズした(であろう)ドライバFDの元(インストールディスクを4枚作れる)があったので、それを仮想マシン上のDOS(Windowsを終了しただけ)で動かして、4枚分のFDイメージを作り、それをインストールしたら音が出ました。ただ、一緒に放り込まれたFM音源ドライバはエラーが出るので外しましたが・・・)

VMWare Tools のインストール(ISOイメージをCD-ROMドライブにマウントしてインストール)も途中、WFW3.11同様エラーがでて上手くいきませんでした。やはり Windows3.x は対象外ということでしょう

S3 Graphics の SVGAドライバについては試していません。
Drivers Download - Legacy Software Archive
Trio64V+ (765) Drivers
[URL]
の Windows 3.1 and 3.11 Drivers (w3117004.zip)

【2009.2.22追記】
やってみましたが、ダメですね。コンフリクトしてWindowsが起動しなくなりました。ま、インストール直後の仮想マシンのバックアップがあるので何度でも直ぐ試せるのは便利です。

OSのインストール中やゲストWindowsを起動するとCPU稼働率がほぼ100%になるのもWFW3.11と同じです。ま、仕方ありませんな。

Win3.1についても「入れて起動しただけ・・・」で終わりそうです。まあいいか。では。
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