今年最後のヘチマを頂く
2009-12-03


最近沖縄料理を食べられる店は少なくないが、ヘチマを食わせてくれるところは未だお目にかかっていない。クセがあって敬遠されるということらしい。

一度、近所の居酒屋にヘチマを持ち込んで料理してもらい、居合わせた人に食べてもらったことがあるが、拒絶反応を示した人が数人、まあ、イケルという人が数人というところだった。食べ慣れてないとつらいかな?

ガキの頃から、ヘチマは油味噌炒めで食っていた。あれが僕の味の原点の一つなのだが、今年はなんやかんやで食ってないのだ・・・シーズン終わっちまったし!

まあ、ゴーヤだって20年前は「あれ食えるの?」と言われていたのだ。ヘチマも食い物と認識されるのにあと10年くらいは必要かもしれん・・・

大須の沖縄の食材を扱っているところでならヘチマを売ってはいるが、あんなもの何処にでもなるので、わざわざ空輸した高いヘチマを買うのもなあ・・・

実家で結構ヘチマが生っていたのだが、草払い機でうっかり切ってしまい、今年はヘチマも食えずに終わるのか・・・と思ったが、ひょんな事から、今年最後のヘチマを食べることが出来た・・・

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たまたま訪れた叔母の家で、季節外れの小さな青々としたヘチマが・・・中も柔らかい・・・

ちなみに、ヘチマを食べる場合に気をつけるのは、
・大きすぎない方が旨い(30cmくらいかな?)
・採ってからその日か翌日くらいで食べるべし
・それ以上時間が経つとどんどん「タワシ」になる
・ショックを与えてはいけない。そこから「タワシ」になる
ということかな。

ヘチマは皮が結構しっかりしているので厚く剥く。中はぬるっとしているが、このぬめりが料理でとろっとするのだ。
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出し汁は重要。鰹節・昆布等でしっかりと・・・

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そうめんが程良く茹だったらヘチマを入れる。

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完成!こりゃ、旨い。

・・・ああ、今年もヘチマを食えて幸せである・・・

んでは。




[彩時記]

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