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(5)MS-DOS6.2/Vのインストール その2
インストールを開始後、指示通りインストールディスクを入れ替える作業を5回繰り返し、最後の再起動後、仮想マシンは仮想ディスクにインストールされたMS-DOSを起動します。
Virtual PC 2007 の場合、MS-DOS の日本語ディスプレイドライバに関するトラブルはありませんでした。(config.sys 内の 下記の /HS=LC スイッチは必要ないということ)
DEVICE=C:\DOS\JDISP.SYS /HS=LC ←コレ
VMWare Player では これを付けないと 真っ暗な画面しか出ません。(下記、VMWare Player への MS-DOSインストールを参照のこと)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その11〜14
(VMWare Player編その10〜13)
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これでとりあえずMS-DOSのインストールは完了ですが、このままでは、
・CD-ROMにアクセスできない
・CPUを占有してしまい、他のアプリの応答が鈍る
等々、使い勝手は宜しくありません。VMWare Player の場合は、どこかから CD-ROM ドライバを引っ張り出したり CPU idleソフトを調達する必要があります。
ま、VMware Player で使ったそれらのソフトを使ってもいいのですが・・・
Virtual PC 2004 は気を利かせてこの類のDOS拡張プログラムが付属していましたが、Virtual PC 2007 は公式にDOSをサポートしなくなり、この拡張プログラムは含まれていません。
しかし、Virtual PC 2007 でも Virtual PC 2004 のDOS拡張プログラムが使えます。(たぶん、MS関知外の使い方ですが)
Virtual PC Guy's WebLog
[URL]
米microsoft の プログラム・マネージャー Ben Armstrong氏のブログですが、MS Virtual PC に関する有用な情報があります。下記記事にVirtual PC 2004 のDOS拡張プログラム を引っ張り出す方法があります。
Installing DOS additions under VPC 2007
[URL]
Extracting files from the Virtual PC installer
[URL]
MS-DOS のチューニングについても参考になる記事がありました。
Tuning DOS inside of Virtual PC
[URL]
上記サイトを参考に、Virtual PC 2004 のDOS拡張プログラム を引っ張り出して入れることが出来ました。やり方を簡単に書くと・・・
@下記から、"Virtual PC 2004 SP1.zip"をダウンロード
Virtual PC 2004 SP1 - 日本語
[URL]
A"Virtual PC 2004 SP1.zip" を適当なフォルダに解凍しますが、出来るだけパスが簡単な所に置いたほうが良いでしょう。たとえば、"E:\test\" とか。Bのコマンド実行が楽ですので。
解凍すると、"Virtual PC 2004 SP1"というフォルダが出来ます。その中に、"Microsoft Virtual PC 2004 MSDN.msi "があります。
B下記コマンドを実行
msiexec /a "Microsoft Virtual PC 2004 MSDN.msi"
私は、コマンドプロンプト画面から"Virtual PC 2004 SP1"フォルダに cd
して、そこから上記コマンドを実行しました。スタートの「ファイル名を指定して実行」でもできると思いますが、どうもうまく行かなかったので・・・
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